カテゴリー:ワインセラーの選び方>長期熟成可能+湿度60%以上のワインセラー
長期熟成可能ワインセラーは、メーカーによっても様々で、なかなか定義が難しいところです。ただ長期熟成モデルは、下記の点において優れたものが多いです。
◆湿度・・・60%以上に保つ事ができる。(加湿機能がある) ◆振動・・・低振動である事(小型・大型により利点が異なります) ◆アラート機能・・庫内に異常があった時にお知らせする機能。信頼製が高まります。 ◆ヒーター機能・・・ワインは冷えすぎても、熟成が進みません。寒冷地などではワインが冷えすぎになるのでヒーターで適温(14度前後)に温度を上げる必要があります。
長期熟成タイプは、高性能なのは間違いないですが、お値段もハイクラスの商品が多いです。 ご予算に上限のない方には、もちろんこのタイプをおすすめしますが、皆さんそうではないですよね?設置環境により、絶対に高機能のものが必要の場合もあれば、使用用途によっては、ワインクーラータイプで充分間に合う場合もあります。 お客様ご自身のワインスタイルを充分に考えて、長期熟成タイプが必要か否かをご検討ください。 ※ご注意:このコラムは、私の経験と個人の考えですので、あくまでご参考として商品選びの参考にして下さい。 熟成についての知識・考えが私と違う場合は、もちろんお客様の考えを優先ください。 ◆長期熟成タイプをおすすめするワインスタイルとは・・ <例> 高級ワイン(グランヴァンのワイン)を2年以上のスパンをかけて熟成させる事が多い。 生まれ年のワインを、記念日まで保管しておきたい。 飲み頃前の若いヴィンテージを安い時に購入して、飲み頃まで熟成させて飲む。
◆お住まいに環境でも長熟タイプが必要な場合があります。 北海道や東北の寒冷地にお住まいの方でリビング以外に置く場合は、ヒーター付きのモデルをオススメします。 もし設置場所の気温が0度近くになる場合は、ヒーター付きのワインセラーが活躍するでしょう。 (但し、リビングに設置するなどで、室内温度が低くならない場合は、必要ない場合もあります)
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