◆ペルチェ式とは・・>> 最大のメリットは低振動・・・19世紀前半に発見されたペルチェ効果は、電流を流した半導体(ペルチェ素子)の片方が熱を発生し、
もう一方は熱を吸収するものです。電流の方向や量で冷却・加熱の大小が設定でき、振動や音もなく 温度を変化させる発見は、技術開発で冷蔵庫などに応用されています。
ペルチェ効果を利用すれば、温度は電気の量で調整されるので急速な変化をせずゆっくりと目標温度まで下げ、安定した温度設定を一定に保ち続けます。動力(モーター)もないので振動もなく「ワインの澱」も踊らず理想的な環境を作れます。 ペルチェ式は、主に家庭用の小型製品(30本まで)をお探しの方におすすめです。
家庭用でリビングに置くタイプにはピッタリです。 一方、電気だけで制御するので、冷却力がそれほど強くありません。
設置場所は室温で夏場も30度を超えない様に維持してください。
室温が30度を超えると、設定温度よりいくらか温度が引っ張られて上がってしまいます。
ですので閉じきった部屋、高温になりやすい部屋などには置くのは避けてください。 また、ペルチェ式・アンモニア式は、ゆっくりと設定温度まで温度を下げるのが特徴です。
逆に飲食店などでサービスするのにはあまり向いていないかもしれません。頻繁に開け閉めして、庫内の温度が一度上がってから、設定温度に戻るのに時間を要します。特に白など低温度(例:8度)などで管理してサービスしたい用途などの方は、コンプレッサー式のほうが用途に合うかと思います。 ◆新ペルチェ方式・・・フォルスターのグランセラーは完全ノンフロンを実現しています。
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