理想的なワイン保存はどのような環境が適し定いるのでしょうか。
ワインは、30℃以上の高温が続くと熟成が進みすぎて変質し、劣化を起こしてしまいます。また、5℃以下の低温だと逆に熟成が進まず、酒石酸が結晶してしまう場合もあります
理想的なワインセラーの条件
1・温度:年間とおして12度程度で一定である事。
2・湿度:70%前後で、エアコンの風の影響が大きくないこと。
3・光:直接光が当たらない暗い場所・・
直射日光は論外ですが、蛍光灯の光でも退色や劣化の原因となります
4・振動がない事・・・ボトル内に対流を生じさせ、健全な熟成を妨げる
5・異臭がない事(臭いを放つ他のものとは一緒には保管しない事)
6・清潔:清掃に心がける事。
7・瓶を横に寝かせる場所があること。(ラベルを上にして、瓶の底を手間にして保管すること)
長期保存を想定するワインセラーは、上記の条件をほとんどを網羅的にクリアしていると言えます。一時的な保管を想定するワインクーラーは、湿度やヒーターの部分で、少し簡易化されていますがお値打ち価格が魅力的です。
上記の理想的な条件を知っていれば応用もききますので、ご自宅でまだセラーを持たれていない方も、今の保管場所で良いのか、再検討ください。
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