一体どう違うのでしょうか?明確な基準はありませんが、加湿機能がある商品をワインセラー、ないものをワインクーラーと呼ぶのが一般的となっています。簡単にいうと本格的な長期熟成用がワインセラー、簡易にしたものがワインクーラーです
メーカー間でも、色々な機能の違いがあるのですが、独自にワインセラー、ワインクーラー・ワインキャビネットと名称を使い分けています。一般的には予算のみで選択されるように思いますが、お客様の用途によってはワインクーラーで充分間に合うと思う場合もありますので、目的によってご自分に合う商品をご選択ください。
主に下記のような機能の違いがあります。
◆ワインクーラーの
ズバリメリット
・ワインの第1の敵である高温による劣化からワインを防ぐ事です。しかし冷蔵庫のように冷えすぎでも、ワインの熟成は進まず適していません。ワインに最適な温度(14〜18度前後)で保つ事ができます。
・ワイン専用の保存室を持つ事で、ワインの環境が画期的に良くなります。
・冷蔵庫では庫内が5土と温度が低すぎて、飲む温度には適していませんが、ワインセラーでは18度前後と、飲む温度に最適な温度で管理できます。出してすぐに最適温度です
・適度な湿度があります。冷蔵庫では乾燥しています。1ヶ月も置くとコルクが乾燥して中のワインに良くないですが、ワインクーラーでは通常30%〜60%の湿度がありますので、1年、2年の保管でも充分に耐えうります。
(冬場の乾燥する時期は、手動(コップを庫内にいれる)で庫内湿度を、さらに高める事もできます
・ワインはコルク栓ですので、呼吸をしています。冷蔵庫の場合は、庫内の食品の臭いなどが、ワインに移る可能性が大です。ワイン専用のクーラーを持つ事で、そのような問題は解消されます
◆ワインセラー
まず、ワインの劣化を防ぐ、ワインの環境を良くするといったワインクーラーの環境より
より一歩進んだ環境を作る事ができます。
お気に入りワインを、安い時に大量に買って熟成させたり、グランヴァンクラスのワインを
長い目で飲み頃を探したり。
ワインの奥の深さを存分に知るには、熟成・コンディションは欠かせない要素です。
よりスパンの長い楽しみ方が出来るのが、ワインセラーだと思います
こんな方にはワインセラー。
・ご購入されるのが高級ワイン・グランヴァンクラスのワインが多い。
・若いヴィンテージの飲み頃前のワインを先に買って置いて、2,3年熟成させてじっくり飲む。
・ストックがいつも多く、すぐには飲まない。
・湿度が少ない環境に設置される場合
・大容量のものになると、入っているワインの金額もかなりのものになってしまう方。夏に故障したまま気付かなければ、せっかくのワインも台無しに。アラート機能は、ワインセラーに多く付いている機能です。
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